ここでは、簿記でよく使われているシャープの電卓EL-N942の形名の末に「X」とあることについて調べた記事となっています。
私が使用したときの感想は「私が簿記2級でシャープ電卓EL-N942を使った理由と解説」のページをお読みください。
形名に「X」が付くのは本体の表記と商品カタログの形名の違い
私が使用したSHARP電卓EL-N942は、SHARPのページの形名には「EL-N942-X」と書かれていますが、電卓本体にはEL-N942と書かれています。
まずシャープの電卓EL-N942Xについて調べてみると、検索結果などで「EL-N942C‐X」や型番の末にXがない「EL-N942」などがあったりして、疑問だったので調べてみました。
シャープの公式カタログの型番には「X」が表記されていて、電卓本体の左上にも商品名に「X」が表記されずに形名が印字されている違いがありました。これが疑問に思ったきっかけです。これはどういった理由なのか?
そしてSHARP公式の商品写真も「EL-N942」までなのに、詳細ページに書かれている型名が「EL-N942-X」となっていて、本当に正しい型番は何なのか?と疑問に思ったので考えてみました。
カタログや正式名称は「X」と表記され電卓本体には「X」の表記がない
私はSHARPの公式カタログをよく目を通してみることにしました。すると、EL-N942と思われる電卓のページには、4種類の電卓が一緒に載っています。
「EL-N942」にはELのほか、「CS-S952」もあり、サイズ違いも含めて同系統は4種類あることがわかりました。
それぞれの違いについてみてみると、この白い抗菌タイプの型番には後ろにCが付いているのが「抗菌」のようで、ついてないものは普通の電卓のようでしたが、他の商品で後ろにCが付いていなくても抗菌タイプがありましたので、Cの有無で抗菌かどうかは一概に言えないかもしれません。
セミデスクトップ型とナイスサイズ型の違いについて
私は、ナイスサイズのEL-N942を使用していますが、指の短さもあるせいか、とても使いやすいです。ですが、セミデスクトップ型という幅が広いサイズも販売されています。私個人的には、狭いかもしれない試験会場の机の広さを考えるとナイスサイズの方が適していると思います。
学校用電卓EL-G37は、学校専用に販売された電卓です
EL-G37は、学校専用に販売されていて、一般向けには販売されておりません。
EL-N942とほぼ同じですが、異なる点は、左上にEL-N942は「税込・税抜」ボタンがありますが、EL-G37は「日数/時間」ボタンになっています。
価格帯は、EL-N942は3000円台、EL-G37は6000円台となっています。
参考ページ
簿記で使用できる電卓一覧にたどり着いた
シャープの電卓、EL-N942について調べていると、簿記検定で使用できる電卓はこれらだけではありませんでした。
どれがどれかわからなくなるくらい様々な型番があり特徴がありました。
そこで、シャープにあったよくある質問という個所にどのような電卓がよいのか書かれていたところを参考に簿記で使用できる電卓(最終的には簿記検定の主催で使用可能かは各自ご確認ください。)について詳しく調べることにしました。
12桁表示、すべりにくい大型ゴム足つきや、すばやく入力できる早打ち対応などの実務電卓がおすすめです。12桁表示の実務電卓はこちらをご覧ください。※試験会場に持込可能な電卓の詳細については、必ず主催団体にご確認ください。
引用:シャープ電卓 よくある質問
簿記では税計算、日数計算、時間計算のほか、計算が合っているのかを確認できる機能があると効率よく問題を解くことが合格への一歩でもあります。簿記におすすめとされる電卓の多くのうち、EL-N942が人気なのは、このような機能が備えられているからではないでしょうか。
詳しくは別のページにまとめる予定です
ボタンの配置や機能に慣れてしまった電卓だと、その使い方の習慣がついていると思います。たとえばEL-N942を使い慣れていたとして何か故障などで使えなくなって新しいのを購入しようとしたときに、違ったものを買ってしまうと、使用に違和感を感じたり、ぎこちなかったり学習や試験に影響が出てしまうと思います。
私の場合は、しばらく買い替えることはありませんが、いま使っている電卓で十分に満足ですが欲をいうと、ディスプレイ角度がもう少しついていた方が良いかなと時々思います。理由は照明の灯りが反射して文字が見えにくいことがあるからです。といっても角度を優先するために、この型ではない電卓を選ぶことになると、ボタン配置やサイズ、機能なども変わってくることになります。
私なりに機能が似た電卓ごとにまとめましたので、そのことについては別の記事で述べたいと思っています。
SHARPの電卓EL-N942の類似品もいくつか存在していて、Xがつくかつかないかは深い理由はない。
EL-N942には、電卓が抗菌かどうかやサイズ違いが存在していました。また、「X」が形名の末尾につくかつかないかは、特に深い理由はないようでした。
「EL-N942」にはELのほか、「CS-S952」も「EL-N942-C」「CS-S952-C」
通常仕様と抗菌仕様があり、サイズはセミデスクトップとナイスサイズが用意されています。
通常を買われる方は、「CS-S952」「EL-N942」があり、サイズが大きい方が「CS-S952」で小さい方が「EL-N942」があります。大きさは区別は頭文字の●●-●はのぞいて、952と942という数字の大小でサイズがわかります。
抗菌はこのシリーズでは後ろにCが付いているものになります。(他の型では違うものもあるのでこの電卓に限ります)
さらに、もっと簿記試験に使用できる電卓、つまりEL-N942に機能が似た電卓について調べてみることにしました。すると、様々なことがわかりました。
これについては、また別の記事でまとめますので、よろしければそちらもお読みください。